ご挨拶

 弊社は1968年(昭和43年)創業の建設コンサルタントです。半世紀にわたり運営できたことは、ひとえに皆様の、ご指導ご鞭撻の賜ものと感謝致します。

 建設コンサルタントは、独立した責任ある立場の専門家集団として、社会資本整備に関わる技術の提供、企画立案、工事の際の事業者支援など、広範囲な役割を担います。国民のニーズが社会資本として実現するまでの間には、たくさんの技術者が色々な分野で関わり実現されます。

 建設コンサルタントは、専門的知識を活かし、企画、調査、計画、設計、施工管理、維持管理などを業務としてきました。近年、社会資本整備を取り巻く状況が大きく変化するなか、事業執行にあたっては事業者が国民とのコミュニケーションや国民への説明責任を果たすことが求められます。我々事業者は従来の支援の役割に加え、近い将来は社会的合意形成や、事業執行のマネジメントを事業者に代わって担当する。また第三者の立場に立った設計審査や施工監理の実施なども必要になっています。これらを的確に動かすのは技術者です。技術者は自らの技術力の向上を図り常に最新・最高な技術サービスを提供する使命を負います。総合的技術管理の視点を要求される技術者は、継続的な自己研鑽に励み実績を蓄積、客観的なクライアント、国民に示すことが求められます。それらは公共事業のアカウンタリビリテーの向上策として重要な部分です。

 弊社は、社会資本整備を取り巻く環境が大きく変化する中においても、これまで独自に蓄積した技術、知識、人材等ストックを活かし、また新技術開発を積極的に取り入れるなど高度で多様な技術の提供に努めてまいります。

 地域に根ざす建設コンサルタントとして今後も社会資本整備に貢献して行きます。今後とも、ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。